今回の記事では作家の「村上春樹」さんのマネをして、私が実践している、CDの収納術を紹介します。
私は村上春樹さんの、不思議な清潔感がある文体が大好きで、ほとんどの作品は読ませてもらっています。
俗に言う「ハルキスト」(村上春樹さん本人はこの言い方は好きではないそうですが)。
村上春樹さんは小説家になるまで、ジャズ喫茶店の経営をしていたらしく、
ジャズやクラシックをはじめ、相当な量のCDとアナログレコードを所有しています。
そして雑誌やウェブ等で紹介されている村上さんのお部屋はとっても渋くてオシャレ。
こんな感じです。
Casa BRUTUS より引用









○ジャケットや裏ジャケット、背タイトルまで全て収納できる
○探す時にも不便でない
○DVD用のトールケースもある
- CDを100枚以上所有してる人
- CDがかさばるけど処分したくない人
- 収納スペースを少しでも確保したい人
メディアパス・商品の紹介とメリット
引用: KOKUYO HP
メディアパスはコクヨ製のCDソフトケースで、
省スペースにCDを収納しながら、付属品も全て収納できるケースになっています。
CD1枚が3分の1くらいの厚みになる
メディアパスの一番のメリットは薄く収納できることです。
CDを買った時に入っているプラスチックケースに比べて、
メディアパスの厚みはCDやジャケットを収納しても、3分の1程度。
↑左は一般のプラケース。右がメディアパス。


ジャケットや裏ジャケット、背タイトルまで全て収納できる
メディアパスはCDを買った時についている一般的な付属のものが全て収納できるようになっています。
引用: KOKUYO HP
↑CD以外にジャケットや裏ジャケット、帯などが付属していますが、
↑まずは裏ジャケットをCDの後ろ側に入れて、
↑ジャケットは逆側に。
背タイトルも入ります。
CDを入れてこんな感じで完成です。
元のプラスチックCDケースと同じような配置で収納できるのが嬉しいところ。
探す時にも不便でない
メディアパスは薄くなるので、
収納した状態で見た時には、プラスチックケースとはちがって、
背タイトルが若干見づらくなっています。
↑普通のプラスチックケースと、メディアパスを縦置きにしたときの比較
ただ、半分くらいは見えるので、背をパラパラみて探すことができます。
なんとなく何のCDかわかりますね。
村上春樹さんがやっているように、ボックスケースに写真のように収納すると、
レコード店でレコードをパタパタ探すような動作でCDを探せます。
このような動作を「ディグる(「掘る」の意味)」と言うんだとか。なんかかっこいいですよね。インデックスをつけたりするのも良さそうです。
DVD用のトールケースもある
メディアパスのDVD用のケースもあります。
↑表面
↑裏面。背タイトルの幅の分だけ、奥行きが広くなります(写真左側の飛び出している部分)。
↑開くとこんな感じです。内側にジャケットを収納するようになっています。
ちなみにに昔はCD2枚組用のタイプもあって良かったのですが、販売終了となったようです。↓
また、CDを保護するための不織布の部分は白のものと黒のもの、2種類のラインナップがあります。
(上の写真は黒ですね)
メディアパスのデメリット
私は我が家のCDケースをメディアパスに替えて概ね満足していますが、
メディアパスのデメリットを挙げるとすると以下です。
- ブックオフなどのリサイクルショップで売れなくなるかも
- 歪みなどの心配
- メディアパスが使えないものもある
- 入れ替えるのが面倒
- ジャケットの出し入れがしづらい
ブックオフなどのリサイクルショップで売れなくなる
元々あったケースを捨ててしまうと、ブックオフなどのリサイクル店で売ることが難しくなってしまいます。
調べてみると、ネットオフなど、一部ではソフトケースでも買取をしてもらえるようですし、
高値のついたCDであれば、新たにケースを買って売るという力技もできます。
もし将来的に売るようなCDの場合は、買った時のケースのままでとっておくのが良いと思います。
歪みなどの心配
CDを安全に保管するという点だけで言うと、
買った時についてくるプラスチックケースが最適です。
メディアパスのようなソフトケースは、外からの傷や圧力などには比較的弱いので、
持ち運びや保管方法には少し注意が必要かも(特に大事なCDの場合)。
メディアパスに入れたCDが圧力のかかる状態でずっと放置するということはない方が良さそうですね。
使えないCDもある
↑特殊なケースのCDも結構あって、結局そのままです。
買った時についてくるCDのケース自体が一般的なものではなく、大きかったりする場合、
CDは問題なく収納できるのですが、
ジャケットが分厚すぎるとか、
ジャケットが大きすぎるとか
という理由で収納できない可能性があります。
私もそのようなCDが何十枚かあり、しょうがなくそのまま保管しています。
入れ替えるのが面倒
私は500枚以上のCDをメディアパスに入れ替えましたが、
さすがに一度に全て行うのは大変で、少しずつ何日かに分けて入れ替え作業をしました。
1枚ずつCDやジャケットや裏ジャケットを取ってメディアパスに収納していくのには、なかなか時間がかかります。
ジャケットの出し入れがしづらい
↑分厚いジャケットは入れにくい&取り出しにくい…
特に分厚いジャケットの場合ですが、メディアパスは若干ジャケットの出し入れがしづらいと感じました。
ジャケットはビニール2枚を貼り合わせた中にねじ込む感じで入れるのですが、
出し入れはスムーズにはいかず、結構面倒な感じ。
まあ一般のケースでも、ジャケットを収納する爪にジャケットが引っかかって破たりして面倒には変わりないので、
良し悪し、という気がします。
メディアパス・類似商品との比較

CD革命(ディスクユニオン) | 4400円(100枚) |
エレコム ディスクケース (エレコム) | 520〜700円程度(30枚) |
CDソフトケース (フラッシュディスク ランチ) | 2750円(50枚) |
メディアパス (コクヨ) | 3500円〜(100枚) |
CD収納革命 ディスクユニオン
ディスクユニオンから出ている「CD収納革命」は、
上のフタを開けてCDを入れるような仕組みで、「レコードライクな収納方法」の商品です。
↑写真のケースに不織布袋も付属しています。
↑このようにCDとジャケット類をまとめ、
↑このように入ります。
シンプルな仕組みですが、
ジャケットなどの付属品も全て同じところに入れることになるので、
出し入れは少し面倒なのではないかと感じます。
CDソフトケース (フラッシュディスクランチ)
先ほどの「CD収納革命」と同じ収納方法なのが、
フラッシュディスクランチというメーカーの「CDソフトケース」です。
こちらはアマゾンのレビューなどの評価があまり良くなく、
ジャケットを収納しておくと、「ジャケットの色がケースに転写してしまう」という点が指摘されていました。
価格も「CD収納革命」よりも割高なため、
「CD収納革命」か「フラッシュディスクランチ」かどちらか迷ったら、
「CD収納革命」を選ぶ方が良いと思います。
エレコム ディスクケース
エレコムのディスクケースは、メディアパスとほぼ同じようなケースで、
さらに価格も最安で、アマゾンなどでは30枚が550円〜購入できるため、
100枚用意しても3000円以下なので、今回紹介したものの中では最安です。
ただ、コクヨのメディアパスにくらべて、ビニールが薄いことがレビュー等でも指摘されていて、
メディアパスよりもペラペラな感じ、
と思っておくと良いです。
質は気にしない、とにかく安く収納したい方にはオススメかと思います。
まとめ ソフトケースと100円均一のケースに替えてCDをディグる毎日
↑こうやって、CD探すのはレコードを漁っているようでなんだか気分が上がる。
最初に紹介した村上春樹さんのお部屋のCD。
CDケースの感じからみると、村上さんはディスクユニオンの「CD収納革命」を使っていのではと推測します。
(違っていたらごめんなさい)

↑ダイソーに大量に売っているケースで、私は家具との相性で白にしました。

↑CDを本のように並べていくと、奥行きスペースがもったいなくなってしまうので、効率的な収納方法。

CDの多いあなたや、村上春樹さんの方法を真似てみたいあなたの参考になれば幸いです!