
あたし、洗濯きらい。とくに干すのとたたむの!
この記事は、洗濯のライフハックについて考え、
洗濯をローコストに時短する「小技」について、家事ハック暦20年の記者・エランが解説していきます。

え、大技がいいんだけど。今のお悩み全部解決!みたいなの。

大技も最初に解説するけど、解説するまでもないような感じね。
目次
洗濯を時短する大技(読み飛ばして可)
洗濯を大きく時短する方法は超簡単で以下の通り。
①他人にやらせる
②あらゆるテクノロジーを駆使する
要するにほとんどはお金で解決する事柄です。
①他人にやらせる方法としては、クリーニングに持っていく(さらには取りに来てくれるサービスもある)ことや、家事の代行サービスなどがあります。

そりゃまーそーだけど。知りたいことはそんな事じゃないっていうか。
ちなみにネットに載っていた洗濯専門の代行サービス(Laundry OUT)に頼むと、スマホで申し込むだけで、集荷から、洗濯、お届けまでやってくれるようです。
値段はこう↓

LARGEサイズで1週間に二回頼むとすると、7000円。
これと同じ洗濯を自分でやった場合、かかる時間(お金ではない)は洗濯物を洗濯機に出し入れし、干し、たたみ、という時間ですから、全部で1週間で多くて30分程度でしょう。
要するに30分で、7000円以上稼いでいる人はこの洗濯サービスを使ったほうが、「自分の時給(時間単価)」との比較で、良い、ということになります。
30分で7000円稼ぐ人=時給14000円の人。一日8時間、一ヶ月20日とすると、このバリバリ仕事マンの月収は2,240,000円です。

月に224万以上稼いでいる人は、お金払って洗濯は人にやらせましょー!

だからさ、そーゆー事聞きたいわけじゃない。
②あらゆるテクノロジーを駆使する方法としては、もちろん洗濯機の使用ですね。
考えてみれば、昔々洗濯機がなく川で洗濯をしていた時代から比べると、洗濯にかかる時間は激減しています(当たり前ですけれど)。
○水の流れる川まで洗濯物を持って行き来する時間もいらなくなったし
○洗濯物を洗濯板でごしごしやる時間もいらないし
○絞る労力と時間もいらない
現在、日常の生活で出る洗濯物の全てを川に行って洗濯しだしたら、完全に変な目で見られる事でしょう。

海外旅行とか行くと、自分でゴシゴシ洗濯することがあるけど、あれを毎日って・・・テリブル。
それに比べたら、洗濯機を使うことによって、洗濯にかかる時間は何分の一にもなりました。
さらに、最近の洗濯機のテクノロジーの進化、
○洗濯乾燥機の導入
○洗剤自動投入などの機能の導入
によって、干す時間や、洗剤投入の手間の短縮までできるようになっています。

↓洗剤自動投入機能付のドラム式洗濯機、ほしい。
(標準設置料込)NA-VX900AL-W パナソニック 11.0kg ドラム式洗濯乾燥機【左開き】クリスタルホワイト Panasonic VXシリーズ [NAVX900ALW]【送料無料】
さらに今は、(「風アイロン」などの機能で)乾燥時に衣服のシワを伸ばす機能まで付き、アイロンがけも不要、という最新式のドラム式洗濯機もあります。

カネガアレバナンデモデキル
これがあれば、旧来の洗濯機の主な機能だった、洗う、絞る、脱水、に加えて
○洗剤を量る
○干す
○アイロンをかける
までが、自動になります。
これらを全て駆使した場合、わたしたちが洗濯で行う手間は、
洗濯物入れてボタン押して、終わったら出す
というなんともすばらしい時短が達成できます!

テクノロジー万歳!

あたしんち、それ、ないから。そーゆーこと聞きたいわけじゃない。
ここからが本題です。以上のような「大きな」「お金のかかる」洗濯のハック術はさておき、
「なるべくローコストでできる」洗濯の時間をなんとか減らすための小技
を解説していきます。

そーそー。それよ、それ。

できるものもできないものも、いろいろあると思うけれど、とにかく考えられるものをたくさん挙げてみたからできるものはやってみてね。
【本題】日常の洗濯をローコストに時短する小技 7つ
- 最短動線法
- 洗濯ばさみ半追放術
- アナログ・洗剤簡単投入法
- そのまんまハンガー
- 必殺・ノーアイロンアイロン(実験あり)
- リネン速乾術
- 着まわしルーティン構築法

ネーミングに知名度はまったくありませんので、注意。
①最短動線法
これは読んで字のごとく、
洗濯にまつわる動線をなるべく最短にしよう
という小技です。
洗濯というものはそもそも、服を
○脱いで ○濡らしたり ○乾かしたり ○仕舞ったり
するので、服をいろいろなところに持ち運ぶ必要が出てきます。
○脱ぐのはお風呂場で
○洗濯機で濡らして
○物干し場で乾かして
○リビングでアイロンをかけて
○クローゼットに仕舞って
と、洗濯の動線は他の家事に比べて、家の広範囲にわたるのです。

分析してみると、改めてうんざりするわね。
いろいろなところに散らばる洗濯仕事を、
なるべく狭い範囲にとどめる工夫をしましょう!
無駄な動線をなくし、着た服を脱いでから、洗濯し、乾いて次に着るまでの「洗濯物の移動を最小限にする」とよいです。
具体的には、
○服を脱ぎ着するのは、洗濯機の近くで
○脱いだ後は次の服を着るはずなので、クローゼットも洗濯機の近くが望ましい
○洗濯機から物干し場までの距離も短いほうが良い
○「洗濯場で干せる」工夫もする
○洗濯場でアイロンができるように配置の工夫をする
などです。
私は、今の家に住むとき、洗濯物や服の収納は見せたくなかったので、リビングのデッドスペースにクローゼット兼洗濯部屋を作りましたが、これは大正解でした。
そこに洗濯にまつわる全てを詰め込んでいるので、洗濯物を日光に当ててしっかり乾かしたいとか思わなければ、洗濯の全ての工程を2畳くらいの洗濯部屋で済ませる事ができます。

これが我が家の洗濯部屋。


脱いで、洗濯機に突っ込んで、そのまま次の服出して着る、がここでできるねぇ。


雨なんかの日は、もうここで洗濯物干しちゃう。換気扇もあるし、除湿機使えば、狭い部屋だから効率的に乾くよ。


んー、確かにこれなら洗濯物は洗濯部屋内でだけの移動になる。
②洗濯ばさみ半追放術
この技は、洗濯ばさみを使わない技です。

風のある日に外でやるのはお勧めしませんけどね・・・。
洗濯物を干すとき、洗濯ばさみをつけたりはずしたりは結構面倒なので、避けたいです。
よって、ピンチハンガーなどに靴下やパンツを吊るして干すのも結構手間で面倒です。

私はこんな感じで干しています!


こーゆーやつならあたしも持ってるけど?
もう一つ工夫があります。


ちなみにこのステンレス台、昔東急ハンズで買ったものだけど、かなり丈夫で、10年使ってもまったく不具合ないわよー。使い心地良すぎて、母にも兄夫婦にもプレゼントしたくらい。

荒畑ステンレスパイプの物干しは少々お高い(スリムタイプで17,600円)ですが、おすすめです。

高級感あって、シンプルだから、部屋の中にあっても、残念な気持ちにはならないわよ!
amazonや楽天では売っていません。
③アナログ・洗剤簡単投入法

洗剤自動投入機能付の洗濯機、やっぱりほしい。
洗剤の自動投入機能付きの洗濯機があれば、洗剤を入れる手間も省けますが、
今のところ、自動で投入できるのは、「液体洗剤」や「液体柔軟剤」だけのようです。
ちなみに、同じ銘柄でも、液体洗剤と粉洗剤があるのはなぜか知っていますか。
液体洗剤は溶けやすいし、パラパラとこぼれたりしないので、液体洗剤をチョイスする人も多いと思いますが、
同じ銘柄でも、「液体洗剤より、粉洗剤のほうが洗浄力は高い」のです。

あたし、粉派。
ところで、液体洗剤と粉洗剤、どちらを使おうが、
○液体洗剤はボトルのふたを開けて、計量フタで量って投入する。
○粉洗剤は箱のフタを開けて、計量スプーンですくって投入する。
という、洗剤投入の手間があり、どちらもそれなりに面倒です。
そこでこうしてみます。

ここでのポイントは、「液体洗剤用のボトル」ですが、中に入っているのは粉洗剤、ということです。
そして、フタは開けっ放しです。
こうする事で、
○フタを開け閉めする必要もなく
○計量スプーンもいりません

洗剤は目分量になるけど、そこは経験でカバーしてる。
液体洗剤でこれをやろうとすると、ちょっと躊躇してしまいますよね。
○フタ開けっ放しだと、中身変になりそう(乾いて、固まるかも)
○落としてこぼすと大変な事になる
ですが、粉洗剤だと、別に気になりません。
これで、洗剤投入はワン・オペ(1動作)でできますね。
ちなみに使っている洗剤はこんな感じ↓です。

漂白剤も粉を使い、同じようにボトルでフタは開けっ放し。
デリケート用洗剤の「sonett」(ソネット)は液体なのですが、これはボトルが最初からフタの付いていない形状になっているので、
簡単に投入できます。

これで投入はかなり簡単になります。

たかだか洗剤投入くらい時短したところでそんなに変わるかね。
「たかが3秒。されど3秒。」
洗剤のフタをなくし、洗剤投入の時間を短縮する事でカットできる時間は多くても一回につき3秒くらいです。たった3秒か、と思われるかもしれませんが、例えば、1日3回洗濯する主婦で計算してみると、1日9秒の時間の節約です。365日毎日洗濯するとすると、1年で、3285秒ですから、55分の時間ができることになります。また、この時短を10年続けた場合は、550分で、9時間強の時間の節約になります。10年で9時間ですから、たいしたことがないと言われそうですが、このような時短が掃除や調理など、他の場面で合わせて10パターンできるとしたら、どうでしょう。10年で90時間です。4日近くの時間が浮く事になります。小さい事でも積み重ねると大きな成果です。
洗剤のフタをなくし、洗剤投入の時間を短縮する事でカットできる時間は多くても一回につき3秒くらいです。たった3秒か、と思われるかもしれませんが、例えば、1日3回洗濯する主婦で計算してみると、1日9秒の時間の節約です。365日毎日洗濯するとすると、1年で、3285秒ですから、55分の時間ができることになります。また、この時短を10年続けた場合は、550分で、9時間強の時間の節約になります。10年で9時間ですから、たいしたことがないと言われそうですが、このような時短が掃除や調理など、他の場面で合わせて10パターンできるとしたら、どうでしょう。10年で90時間です。4日近くの時間が浮く事になります。小さい事でも積み重ねると大きな成果です。

ライフハックって、1個やって劇的に、というのは少ないのよ。地味に泥臭くやることも大切。
ちなみに、この洗剤を置くための棚も割とこだわりがあります。


もともとおしゃれな木製のラックを取り付けてあったけど、棚板の上に液体洗剤がこぼれると、木部がボロボロに…。
ひとつひとつの改善を私は楽しんでやっています。
これやったら時短にもなるし、見た目もかっこいいよねー、
というように、「見た目」などの他の価値も考えながら時短策を考えると、モチベーションが保てて、ライフハックも楽しくなりますよ。
前半のまとめ〈洗濯をローコストに時短する)
- 最短動線法
- 洗濯ばさみ半追放術
- アナログ・洗剤簡単投入法
参考になりましたでしょうか。
いいなと思ったところだけでも取り入れてみてください。
④~⑦の「洗濯時短術」は後半↓で解説いたします!
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