この記事は、保険をほぼ全部解約した私が、 そもそも保険に加入した理由・いきさつ 保険について見直したきっかけ 保険を不必要だと判断した理由 保険解約前と後での月額保険料の比較 について書いています。 […]
解約前と後の保険の内容と支払い月額
解約前(MAX加入していた時)
- 貯蓄型生命保険(月額4,173円):米ドル建て積み立て・65歳まで支払い・終身・死亡保険金300万円
- がん保険(月額1,720円):がん診断時10万円・一回の通院で○万円・終身払い
- 貯蓄型医療保険(月額10,150円):60歳満期・300万積み立てて315万円何もなければ戻る。給付金があれば、その分マイナス。給付金上限なし
- 車の保険(月額:4,240円): 車両保険あり
- 火災保険 :20年一括で支払い
- 地震保険 :5年一括で支払い
合計月額:20,283円
解約後(ほとんど解約した後の保険)
- 車の保険(月額:2,710円): 車両保険はなし
- 火災保険 :20年一括で支払い
- 地震保険 :5年一括で支払い
- 楽天カード超かんたん保険(月額230円):自転車保険用
合計月額:2,940円
*「楽天カード超かんたん保険」は楽天のポイントをアップさせるためだけに入っています。
(解約前)2017年11月の家計簿
*月固定の出費のみ表示しています。臨時出費(冠婚葬祭など、毎月かからない費用は比較対象からはずしています。)
保険は20,283円かかっています。
手取り収入月額は327,445円なので、そのうち6,1%を保険に使っていたようです。
収支(収入ー支出)は93,382円なのですが、他の月固定の出費以外の出費はこの支出に含まれていないので、
実際は
冠婚葬祭
交際費(飲み会など)
教養(本など)
服(グラフでは計上していません)
医療費(グラフでは計上していません)
その他雑費(各種手数料・配送料等)
に支出があり、
それが平均50,000円くらいなので、
月に手元に残るお金は
43,382円となります。
貯金したり、投資に回すお金がこのくらいなので、投資額は以下にしていました。
IDECO(確定拠出年金) → 12,000円
投資信託 → 15,000円
計25,000円を投資に設定していました。
残り16,382円が残りますが、これは
どこかに残す事なくなんとなく消えていました。
(解約後)2019年11月の家計簿
*月固定の出費のみ表示しています。臨時出費(冠婚葬祭など、毎月かからない費用は比較対象からはずしています。)
収支が134,603円となりました。
2年で収入もアップしているので、計算がややこしいですね。
2017年と同じ収入額(327,445円)だったとすると
収支は121,905円となります。
収支は90,229円→121,905円で、31,676円改善したことになります。
さらにこの月の余剰金132,563円から固定費以外の支出50,000円を引いても82,563円あります。
それを貯金と投資にまわす事ができるようになりました。
今現在は
IDECO(確定拠出年金) → 12,000円
積立NISA(非課税の投資信託) → 33,000円
米国株ETF自動買い付け → 25,000円
計70,000円を投資に設定できています。
さらに残りの10,000円(月によって上下あり)もなんとなく使ってしまうのではなく、
なるべく投資するための資金に回すようにしています。
ちなみに保険月額は2,940円ですから、手取り収入のうちの保険の占める割合は0.9%。
1%以下になりました。
項目ごとの家計比較分析
住居費
住居費は 2017年、2019年ともに97,000円。
毎月変わりません。家のローンを払っています。
食費
食費は2017年は41,146円で2019年は43,018円。
40,000円以内を目指していますがどちらの月も予算オーバーしています。
平日にちゃんと自炊できるかどうかに左右されるので、自炊を頑張れば、改善できます。
日用品
日用品は2017年は20,624円で、2019年は5,395円。
これはなぜか2017年が15,000円以上も多くなっています。詳細に内容をつけていないので、わかりませんが、
ちょこちょこしたものを結構買っていました。
保険
前述したとおり、2017年は20,283円で2019年は2,940円で17,343円の改善。
自動車
自動車ローンの支払いは2017年は12,550円で2019年は12,840円です。毎月変わりません。(2020年夏に完済)
税・社会保障費
これは個人型年金保険に入っていたので、2017年は10,000円でした。
投資で増やして貯めておくほうが良いと考え、2019年には損切りして解約して0円になりました。
水道光熱費
水道光熱費は2017年は9,141円で、2019年は10,495円。これも10,000円前後とどちらの月も大差はありません。
趣味・娯楽
趣味娯楽は、2017年は7,798円で2019年は9,395円。
温泉や銭湯によく行くので、そこでの出費です。2019年が少し多いです。
交通費
2017年は4,400円で、2019年は6,000円です。
電車の運賃が中心です。「電車に乗らない」という選択肢はないので、節約のしようはないですね。
衣服・美容
2017年は3,410円で2019年は4,400円でした。
服は毎月のものではなく、今回計上していないので、これは美容院代です。
通信費
通信費は2017年は2,711円で、2019年は9,057円です。
かなり増えていますが、これは2019年には光回線を家に引いたために、支出が増えています。
スマート家電を駆使して、家事の効率化を図るために導入しました。
未分類(貯金)
こちらは2017年も2019年も5,000円です。
月に5,000円ずつ定期予期に預けています。
何かあったとき用の貯金で、今は10,000円に上げています。
3~4ヶ月分くらいの生活費がたまっていて、
定期預金に預けてあると、その口座から一時的に借りる形で引き出すこともできるため、
いざと言うときに便利です。
こういった生活防衛資金は6ヶ月~2年分くらい持っておくことが良いといわれています。
保険を解約したらこんなメリット 5つ
- 収支が改善されたので、月々の資金に余裕ができ、生活も余裕が出て安心
- 家計に余裕があるので、臨時出費があっても月の家計の中でやりくりできてしまう
- ものの価値について考えてお金を使うようになった。結果、無駄遣いが減った
- 家計の把握をしっかりするようになった
- お金を貯める事が楽しくなった
①収支が改善されたので、月々の資金に余裕ができ、生活も余裕が出て安心
収支を改善することで、月々の余裕資金は8万円となりました。
このくらいのお金を貯蓄や投資に回すことができます。
②家計に余裕があるので、臨時出費があっても月の家計の中でやりくりできてしまう
この余裕資金80,000円は基本的に好きにできるので(浪費はしませんが)、臨時出費があるときにそちらにまわす事もできます。
しょうがない臨時出費は、たまにありますよね。
③ものの価値について考えるようになった
保険を解約するまでの流れのなかで、
- 自分の収支が今どのくらいなのか、そして保険はその中でどのくらいのウェイトなのか
- 保険を解約してお金を貯めながら将来を安心にするにはどのような収支で生活していくべきなのか
を考えることになり、
ものの価値やこれからの経済的な設計を考えるようになりました。
今までは、
④家計の把握をしっかりするようになった
⑤お金を貯める事が楽しくなった
今までは、お金を使うことにしかほとんど興味のなかった私ですが、
保険を解約することをきっかけにお金のことを真剣に考えることによって、
- よし、お金貯めてやるぞー、という気になる
- 月に終わりに収支が出て、手元に残っているお金が多いと嬉しくなる
- 将来に向けてコツコツお金がつみあがっていく実感がもてる
- ますます、よし、もっとお金貯めてやるぞー、という気になる
以上の繰り返しにより、どんどんお金が貯まっていくことを期待したいです。
まとめ
保険の解約を通じて、
私の場合は17,343円の節約となりました。
- 生活には余裕がでて
- 臨時出費にも対応できるようになり
- ものの価値を考えて買い物をするようになり
- 無駄遣いも減り
- お金を貯める事も楽しくなった
こんないいことがありました!