この記事では
テレビやオーディオ裏の配線をスッキリさせる方法
について解説しています。





コードやケーブル類がゴチャゴチャしているデメリット
見た目が悪い


ホコリが溜まりやすく掃除が大変 → 火災につながる可能性も
コードやケーブルは部屋の隅にまわしてあることが多いです。
部屋の隅は「ホコリの吹き溜まる場所」でもあります。
よって、コードやケーブル類にホコリはたまりやすいのです。
しかもご存知のとおり、ホコリが溜まったコンセントから出火する危険性もあります。
以下の恐ろしい動画を見ておきましょう。

テレビ・オーディオ裏のコード・ケーブル類の収納 BEFOREと改善方法




この状態から以下の方法を使って、配線をスッキリさせていきます!
- スパイラルチューブを使ってコード・ケーブルをまとめる
- ケーブルボックスに余ったコード・ケーブルとOAタップをまとめる
- 目に付きにくい位置に配線を隠す
①スパイラルチューブを使ってコード・ケーブル類をまとめる

これでケーブルをまとめていきましょう。
スパイラルチューブを購入するときの注意点
①太すぎるサイズは選ばない
スパイラルチューブはいろいろなサイズが売っています。
ケーブルをまとめたときの全体の太さ
によって購入するチューブのサイズを決めます。
多少サイズが小さくても、膨らませるように巻くことができますが、
もともと大きいサイズのものを小さく巻くことはできません。
迷ったら少し小さめのサイズを選ぶようにしましょう。
*ちなみに色はブラックとホワイト(半透明)などが主に売っています。
最初は黒が目立たないかなと思いましたが、巻いてみると「毒々しい蛇」みたいになってしまったため、ホワイトにしました。
周りの家具や壁の色との兼ね合いで決めるとよいです。

②ケーブルをまとめる計画を大雑把に立てて、何種類かの太さを買っておく
簡単な箇所ならよいのですが、配線をスパイラルコードにまいていくときには、
途中で配線の束を分岐させたりすることになります。

どこでどんな風に分岐するかな、となんとなくの計画を立てて、スパイラルチューブを買うようにしましょう。
たくさん買いすぎたり、逆にもっと細いのがいっぱい必要だった、と後悔することもあります(体験済)。
スパイラルチューブをどこで買うといいか
・大型の家電量販店やホームセンターなどが近くにあれば、そこで探しましょう。何種類かの色やサイズが売っているはずです。
・大型家電量販店やホームセンターがないなら、amazonで「スパイラルチューブ」と検索し、購入してもよいです。
送料がかかるので、他にほしいものがあれば一緒にかって送料無料にするのがよいです。
・楽天で買う事はあまりおすすめしません。チューブ自体は2Mで400円とかそのくらいですが、
送料がそれ以上に(600~800円も!)かかります。
では実際にまとめていきましょう。
手順は以下の通り
①絡まっているコードは解いて、ホコリは落とす
②束ねた場合のコードを仮置きする(重要)
③スパイラルチューブを巻いていく
①絡まっているコードは解いて、ホコリは落とす
このときには軍手をしましょう。解くときには手が汚れませんし、解くと同時に軍手を雑巾代わりにしてホコリを取ってしまえます。
②束ねた場合のコードを仮置きする(重要)
すぐにスパイラルチューブを巻いていきたいところですが、勢いでどんどん巻いていくと、分岐すべき箇所を分岐させずに巻いていってしまい、
もう一回巻きなおしになることもあります(これも体験済)。
束ねるコードを仮に配置してみて、どこで分岐するのかを確かめておきましょう。
また、今までは束ねてなかったので最短ルートで這わせていたコードも、束ねていくことで他のコードにルートを合わせるため、もっと長さが必要になる事もあります。
そのときは延長コードを用意する必要もあります(これも体験済)。

③スパイラルチューブを巻いていく
このようにして巻いていきましょう。

スパイラルチューブが長いと巻くのが大変になるので、仮置きで長さがわかっていたら、その長さに切ってから巻くと効率的です。
また、若干バネのように長さを伸ばすこともできますので、きっちりその長さが必要なわけでもないです。
このようにバラけている、ケーブルが…
このようになります!



②ケーブルボックスに余ったコード・ケーブルとOAタップをまとめる
スパイラルチューブで、コードはある程度スッキリまとまりましたが・・・、




私の部屋はウッド調なので、それに合わせて目立たない木製のものを選びました。
先ほどのかさばるOAタップや、余ったコードなどを入れて、
かなりスッキリできました。
③目に付きにくい位置に配線を隠す
例えば、CDとアンプをつなぐ、AVコードなどは・・・

というわけで、

縛ってもいいですが、ビニールタイがあると便利です。
このように垂れ下がらないようにすれば、コードがデッキの後ろに隠れるので、配線があることがわかりません。
ちなみにわたしの家では、テレビの 裏はそんなに配線がかさばらずに済んだのでここでは紹介しませんでしたが、
以下のように対策している方もいます。
こんな感じのものを買ったり、

100円ショップで買ってきたもので、こうしたりするのもGOODですね。
とにかく、物の陰に配線を隠せばよいのです。
まとめ 「AFTER」
テレビやオーディオの裏の配線をまとめるための技は、
- スパイラルチューブを使ってコード・ケーブルをまとめる
- ケーブルボックスに余ったコード・ケーブルとOAタップをまとめる
- 目に付きにくい位置に配線を隠す
でした。
BEFOREとAFTER


このようになりました。


これを、

こうして、



配線をスッキリさせたことによるメリット
- 圧倒的に掃除が楽になる
- 見た目がよくなり、お部屋のオシャレ度が上がる
- ホコリによる火災などの可能性がグンと減り、安全
①圧倒的に掃除が楽になる
コードがかさばっているところはとにかく掃除がしにくいです!

かさばっているコードの
上に
中に
下に
ホコリが散在しています。

コードがまとまっていれば、掃除も簡単ですし、

このようにルンバちゃんが自滅することもなくなります。
②見た目がよくなり、お部屋のオシャレ度が上がる
配線がスッキリすると、お部屋も美術館やホテルのようにスッキリして見えます。
③ホコリによる火災などの可能性がグンと減り、安全
OAタップを「コードボックス」の中に入れておけば、
フタがあるため、ホコリがつきにくくなります。
ホコリによる火災の可能性もなくなるでしょう。